起動パスワードを設定・削除する

コマンド

オプション → システム → 起動パスワードの設定

オプション → システム → 起動パスワードの削除

解説

本ソフトではパスワードを高度に暗号化して保存しています。起動パスワードを設定しなくても十分安全ですが、その場合はホスト設定のデータファイルやレジストリを他のパソコンにコピーすると使用できてしまいますので、より安全性が求められる場合には、起動パスワードを設定してください。

起動パスワードを設定すると、NextFTPの最初の起動時に起動パスワードの入力を求めるようにできるほか、パスワードの暗号化キーが変更され、ホストの設定データファイルやレジストリを他のパソコンにコピーしても、起動パスワードが一致しないと使用できなくなります。

常駐NextFTPを使用しているときは、最後の起動から８時間、起動パスワードが保存されますので、再入力が不要になります。常駐NextFTPを使用していなかったり、８時間以上の間隔を開けてNextFTPを起動した場合は、再度起動パスワードの入力が求められます。なお、NextFTPを実行中にもうひとつNextFTPを起動した場合には、起動パスワードの入力は必要ありません。

警告

起動パスワードを変更するときは、他に起動しているNextFTPはすべて終了させてください。複数のNextFTPを起動したまま起動パスワードを変更すると、ホストのデータやパスワードが破壊されてしまう可能性があります。

起動パスワードを設定したら、絶対に忘れないようにしてください。起動パスワードを忘れたとき、パスワードを復旧させる方法はありません。

※このオンラインマニュアルは、最新バージョンを元に作成されています。旧バージョンとは操作などが異なる場合がありますので、旧バージョンをお使いの場合は、最新バージョンを使用するようにしてください。