【NextFTPの設定及び操作方法】 その2
投稿者:根角香織
投稿日時:2000/06/09 17:27:57

【NextFTPの設定及び操作方法】 その2

●要領の再掲   このボタンをクリックすると、パソコンのHD内のフォルダーを表す、つまり、エクスプローラ(ツリー状のディレクトリー)が表示されますね。そのいずれかのドライブ例えば Windows95(C)または (D)とかありますね。そのいずれかのフォルダーを開くとホームページを保存している(専用の)フォルダーがありますね。   そのホームページが保存されている(専用の)フォルダーが見つかりましたら、そのフォルダー(黄色)を選択し、(青い帯びがかかった状態)OKボタンを押して下さい。
   
4、以上でFTPを使用するための設定は終了です。 
■設定は以上ですが、実際に使用するためには、FTPの起動→接続→FTPのみの終了→接続の切断及び転送、読取(アップロード・ダウンロード)その他HP以外のデータやプログラムの転送によるサーバーの利用法について学習する必要があります。  

●それでは次はFTPの起動→接続→■操作→FTPのみの終了→接続の切断について説明致します。   

【FTPの起動→接続→■操作→FTPのみの終了→接続の切断】   

E FTPの起動について
 
FTPの起動はFTPのアイコンをクリックするだけですが、HP作成ソフトを起動中(作成作業中)でも起動接続し、HP作成ソフトと交互に操作することも出来ます。 
ホームページを何度も修正し、FTPをオンライン状態でHP作成エディターを操作しながら、更新状態を確認しながら使用することができます。 
後に体験されると思いますが、FTP自体ではブラウジング(画像としての閲覧)は出来ませんが、FTP上で(FTPへのファイル転送後におけるFTP接続状態では、そのサーバー側=FTPの右側のウィンドウ中のファイルやパーツ(gif等)などをダブルクリックすると連動しているブラウザが起動し、画像を確認することが出来ます。   

■注:FTPを起動した際に左側のローカルフォルダーのウィンドウにはホームページのファイル(htm.html)やパーツ(gift等)が表示されているかどうか確認を要します。なお、ツールバー左下のローカルのアドレス(HD)が”C:¥homepage" あるいは"D:\homepage"など Cプロンプト、Dプロンプトに続きホームページ保存のフォルダーの名称が表示されていない場合はDの【実際の接続テストをする前に(オプションの設定)】が未設定ということになります。この場合再設定の上、FTPのみを終了し、再起動して下さい。   

■注:(重要)ローカルのアドレスが例えば ローカル”C:\My Documents”や”C:\Windowsなどと成っている場合は、ホームページとは無関係なHD中のファイルを転送したりして、容量オーバーとなりサーバーがパンクしダウンする原因となります。(このような場合、自動転送=自動全更新は禁物です。)   

F FTPの接続について   

1、FTP起動後、メニューバーの『ホスト』をクリックし、プルダウンメニュー中の接続をクリックするか、もしくはメニューバーの真下の『ホストに接続』のアイコンをクリックします。   

2、1、の操作で、『ホストに接続ーNextFTP』の画面がポップアップします。その中のフォルダー(例:”根角事務所”)を選択し、ダブルクリックすると、サブディレクトリーとしてのアイコン”Biglobe ISDN”とか、”office nekado TA”とか、”modem”などの名称(先に作成した際の名称のアイコン)が表示されますので、これをダブルクリックするか、アクティブ画面下の接続ボタンを押します。接続ボタンをクリックするとダイアルアップ接続画面がポップアップし、接続開始となります。   

3、 そのままの状態で、次は初めてホームページ等をサーバーへ転送することになる場合はFTP画面左側のウィンドウ中のファイル(htm html)やパーツ(gif jpg midなど)をシフトキーを押したままの状態で先頭のデータをクリックし、次に最後のデータをクリックするとすべてのデータを選択しますので、・・全部のデータが青い帯びがかかった状態で、その上をマウスで”右”クリック”します。   右クリックすると、アップロード(Upload)、アップロード(Upload to)などのメニュー中、アップロード(Upload)を選択し、クリックすると転送が開始されます。   転送が開始されると『初期ディレクトリー』を作成しますか?と問合せがあります。この場合、単にOKを押して下さい。
初期ディレクトリーが出来ましたら、転送が続行されます。
     

既にサーバーにデータファイルがある場合は『転送先フォルダーには既に”○○ファイルがあります。』と問合せがポップアップされます。この場合、『現在のファイル・サイズ・日付』があり、『次の新しいファイルを上書きしますか、『サイズ・日付』という問い合わせが出ますが、この場合は既に同名のデータがサーバーにあることについての問合せですからデータごとに確認し転送上書きする場合は、上書きのチェックボックス(ラジオボタン)が上書きに指定されていることを確認し、OKボタンを押します。全部を上書きする場合は『以降すべて』をクリックします。  

●転送中には下の通信ログの欄にはデータごとの送信状態がテロップで流れていますので、転送中のデータや転送に要する時間などを確認することが出来ます。   

4、サーバからのダウンロードについて   

FTPを起動接続しサーバーにあるファイルなどすべてのデータをパソコンのHD(通常はHP専用のフォルダー)にダウンロードすることが出来ます。   

パソコンのトラブルによりHDが壊れたり、誤って削除したりした場合等せっかくの労作のホームページが消滅した場合などはサーバから、そっくりダウンロードし、パソコンに復元することができます。   

ダウンロードのためのFTPの操作方法はアップロードの場合の逆ですから、先ずはFTPを起動し、接続し、FTP画面右側のウィンドウにサーバー中のデータの表示がなされるまで待ちます。   

サーバー中のデータの表示(FTP画面右側のウィンドウ)がされたら、マウスカーソルを右側のウィンドウ中(何処でも可)に移動すると、右側がアクティブになり、左側(ローカル)が非アクティブとなり、操作可能範囲は入れ替わります。   

サーバー中のデータを指定し、ダウンロードするには一つ一つマウスで選択するか、アップロードで説明したようにシフトキー又はコントロールキーを使用し、全部もしくは飛び飛びで複数を選択するかなどの方法によりダウンロードするデータを選択し、右クリックします。   

右クリックすると、ダウンロード、ダウンロード to などのメニューが出ますので、希望のダウンロード先で選択し、マウスをクリックします。   

ダウンロードを選択した場合は『オプション』で設定している関係では自動的に指定のフォルダー(通常はホームページ専用のフォルダー)へ格納されます。   

ダウンロード to を選択した場合はディレクトリーからダウンロード先を指定し、選択した特定のフォルダーへ格納することが出来ます。   

なお、右クリックした際のメニュー中、開くを選択した場合はブラウザが起動し、サーバー中のそのデータを閲覧することができます。と同時にブラウザと同様、ウィンドウ中のTemporary Internet Filesに一時記憶されます。(設定によってはオプションで指定のフォルダ−にも格納されます。)   

G FTPのその他の操作について   

Fまでの操作をマスターすることでHPの更新等に関しては十分間に合いますが、いっそう便利に使用するには更に他の機能について学習を要します。   

手始めに、FTPの左右の画面(ローカル側とサーバー側)中のデータの並びを互いに一致させる場合(拡張子を基準としたアルファベット順やファイル名を基準としたアルファベット順、更新日付順やサイズ順に)それぞれの用途で並び替えることができます。   

並び替えの方法はメニューバーのフォルダーをクリックし、プルダウンメニューよりファイルの整列を選択、クリックし、並び方の種類を指定することができます。この操作はツールバーに用意されているスマートアイコンでの操作を覚えるとワンタッチで切換が出来ます。   

H HP上のダウンロード用プログラムやHP以外の目的に使用する場合のFTPの使用について   

アップロードするプログラムやデータを手動で選択します。具体的にはFTP画面左側のローカル用のアドレスから目的のデータを指定し、アップロードします。容量の大きいデータはデータを先に圧縮しておいてアップロードするとサーバーを有効に活用できます。   

HP以外の目的でサーバーにプログラムやデータファイルをアップロードしておけば、出先や遠隔地の友人などのパソコンからでもダウンロードできますので、イザという時は便利です。もちろん、他人のパソコンを使用する場合は最初からFTPの設定が必要です。   

このようにしてサーバーをHP以外の目的に活用すれば世界中のどこからでもデジタル貸し金庫を利用しているような気分で仕事ができます。   

★以上、簡単ではありますが、この度はこの程度で終わります。ご不明なことがありましたら、ご遠慮なくお問合せ下さい。                          

                                根角香織


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