OCNエコノミーへの長い道
第8部 個人もできる情報発信
 
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第21章 課長登場

1998年4月13日、NTT三重支店長宛に手紙を出した効果があったのか、電気通信監理局からの連絡があったのか、NTT三重支店のマルチメディア推進担当課長からメールがあった。しかし、課長が登場しても進展なしである。

「支店長の方に郵政省メールをもらってから、あちこちに働きかけたりいろいろ努力を重ねたが、よい返事ができないことを申し訳なく思っている。熱心にサービス開始をお待ちいただいているのは、ありがたいことであるが、収支面から今後のビル拡大はますます難しい状況にある。」

「社内のことであるが、ビル拡大についてはOCN事業部の主導で決定しているが、市場を見ながらその方針も随時変更されている。三重支店の希望としてどんどんビル拡大を(OCN事業部に)要求していて、それは今後も変わることなく積極的に進めていく。」


第22章 ホームページの効果

インターネットの普及により、出版社や放送局でなくても、ホームページで個人が情報発信することが可能になった。私はいままでのいきさつをホームページで公開することに決め、4月18日、この「OCNエコノミーへの長い道」をホームページで公開した。同時にNTTの各担当者宛に、ホームページでこれまでのやりとりを公開した旨を報告しておいた。

4月28日、NTT三重支店のマルチメディア推進担当課長から再びメールが来た。「詳しく説明したいこともあるので、連休明けの5月6日にでも伺いたい。」というものであった。

そして5月6日、NTT三重支店のマルチメディア推進担当課長と、NTT伊賀営業支店長が我が家に説明に訪れた。


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